NANAちゃんちの喫煙問題

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☆管理人 やっぴえろ☆ 
2012/05/16(水)
これは、私がスモーカーとして、


まだまだ、すぴママさんちのごぎょう君くらい、

ひよっ子のヨチヨチ歩きだった頃の話になりますが、


某カラオケチェーン店のアルバイトを始めた私は、

業務の一環で、店のロゴ入りティッシュを、

行き交う人々に華麗な手さばきとステップで配布する。。。



万人が言うところのいわゆるティッシュ配りをしていました。


さて、これは何のためでしょう?


当たり前のことですが、店の宣伝のためのものですよね。


今から数年前、これと同じような宣伝効果があると判断したのか、

青少年の喫煙のイメージに、悪影響を与えるという意味で、

禁煙推進団体と、ある有名なアニメの制作サイドとの間で、

熾烈な議論が持ち上がったことがありました。


しかし、どうでしょう?

娯楽などの表現の自由を天秤にかけるのは、

それぞれ考え方がバラバラで、なかなか難しいものだと思うのですが。。。



*皆さんは、矢沢あいさん原作の『NANA』という作品をご存知でしょうか?


1999年にCookieという雑誌に、短編読み切りとして登場し、

2000年7月に、同誌が月刊誌へと昇格したことに伴って、

看板作品として連載をスタートさせた大ヒットマンガです。


その後、2005年9月には、東宝の配給により、

中島美嘉宮崎あおい、今では有りえないような豪華キャストで映画化。

観客動員数は、日本国内のみでも300万人。

興行収入も約40億円を記録する映画となりました。


ザックリと内容を説明すると、

互いに上京中の列車で偶然知り合った、同名の少女、大崎ナナと小松奈々。

この二人を取り巻く、ロックバンドのメンバーたちがおりなす青春群像。

となります。


現在20代から30代の方の中には、

『ハマったなぁ~』という方も、いるのではないでしょうか。


実は、このNANA』。

映画のヒット後、日本テレビ系列でテレビアニメとして、

深夜の時間帯に放映されたのですが、


この放送内容を確認した日本禁煙学会から、物言いがつき、

抗議文と内容の訂正の要請を受けたという経緯があるそうです。

ご存じだったでしょうか?



抗議文を受け取ったのは、

集英社、著者の矢澤あいさん、日本テレビ、

JCB、コナミ、日本工学院、
などアニメ制作に関わったにの各企業や団体で、

2006年6月5日に、

日本禁煙学会理事長・作田學氏の名前で送られたそうです。



さてでは、日本禁煙学会は一体どこを問題視したのでしょう?

気になる抗議の内容は、以下の通りとなります。



◎『NANA』の問題点◎



・10代~20代の女性に大人気の作品でありながら、

タバコに関するメッセージが異常に多く認められるため、

若年女性がタバコに関心を持ちやすい。


・キャラクターの多くが喫煙するため、若者の喫煙はあたりまえ、

ファッションの一つと誤解させる。


・Seven Staras、 Black Stone Cherry、 GITANESなどの

実在するタバコ商品を描いている。

これは、「タバコ規制枠組条約」に違反している可能性が高い。


・ 登場人物の岡崎真一(シン)が15歳であることを明記しながら、

喫煙する姿を描いている。


・ 法律違反(未成年者喫煙禁止法)であると同時に、

未成年者の喫煙が健康に及ぼす悪影響の深刻さを

まったく認識していない描写である。


・歩きタバコ、受動喫煙などが社会問題になっているにもかかわらず、

多くのキャラクターが所かまわず喫煙している。



となっています。


確かにこの時期は、2000年に行われた健康21の直後で、

世界的に見ても、色々なたばこ規制の動きが強化されつつあった時期でもあり、

日本でも、この辺りから、

テレビドラマやバラエティにおいても、

たばこに関する規制は、更に厳格なものになりつつあったような気がします。


となると、やはり『自粛するのかな?』と思いきや、

制作サイドの答弁はこうでした。



◎集英社並びに著者・矢沢あい氏(連名)


『編集部,作者共々、喫煙の有害性は十分に認識しておりますが、

現代に生きる等身大の青春像を描くという作品の性格上、

若者たちのリアルなライフスタイルの描写は避けて通ることができません



◎日本テレビ


『議論の結果、この作品における喫煙に関する描写は、

ストーリー上必要不可欠なもので、割愛することは不自然であり、

かつ不可能である
との結論に至りました』




さて、どうでしょうか?

私自身は、作家であり禁煙支援者である、という立場から考えると、

非常に複雑な思いにかられるわけですが、


まず感じることは、

このNANAという作品に登場する、キャラクターは、

それぞれが、とてもファッショナブルで魅力的です。


つまりは、登場人物たちの喫煙の描写は、

少なからず、日本禁煙学会の言う通り、

未成年の中で、たばこが『格好いい』というイメージに繋がるかもしれません。


しかし、その一方で、制作サイドの言う通り、

より登場人物を深く生き生きと描くには、不可欠な描写だと思います。


実は、私は10代の頃、バンドを組んでいた経験があるのですが、

学生のバンド活動を描く場合、メンバーが誰一人喫煙しない。

というのは、逆に極めて不自然な描写と感じてしまうのです。


理想と現実または本音と建前ということになるでしょうか?



やはり、この問題に関しては、おそらく『寛大な方』『不快に思う方』

色々おられると思うので、結論はみなさんにお任せするべきなのでしょうね。




そして最終的に、このアニメNANAは、

この回答後も、禁煙学会の厳しい監視を受けながら、

神経を使いつつ、約一年間の放映を無事完了します。


しかし、一見、穏便に事なきを得た、これらの動きの陰で、

現在でもアニメNANA公式HPを開くと、面白いことに

たばこを手にした主人公・大崎ナナの画像がトップページを飾っています。

これは、制作側のささやかな抵抗なのでしょうか?



そして最後に、この問題について、雑誌の質問に答える形で回答した

JTの姿勢を示して終わりにしたいと思います。



◎JT広報部


『あくまでも喫煙学会と番組制作サイドの話なので、

弊社はコメントする立場にない。

喫煙学会さんからはたびたび抗議を受けますが、

すべてに応対しているわけではありません』



だそうです。

これもさし障りのない無難な回答の中に、チクリとした皮肉を感じます。


たばこ問題だけに、学会とJTは、お互いが煙たい存在なのでしょうね。


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tag : やっぴえろのポツリと 社会運動・規制などの動き

この記事へのコメント:
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2012/05/17(木) 01:14 | | #[ 編集]
こんばんは、鍵コメさん!

何ともお気を使わせてしまって、
ありがとうございます^^

今後とも、大きな声で?
読んで下さぁ~い^o^/
2012/05/17(木) 01:48 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
やっぴえろさん、おはようございます~
いつもコメントをありがとうございます(#^.^#)
リンクも大歓迎です!!!
また夜族としてゆっくりおじゃまします~
2012/05/17(木) 08:48 | URL | すぴまま #uvrEXygI[ 編集]
『NANA』に 
そんな 出来事があったのですか
記事を読んで
未成年者が 喫煙してるシーンは 別として
昔は よく 見られた 光景が
今は 問題視されてるのですね
それだけ 健康を意識する人が 増えたってことなんですかね
2012/05/17(木) 08:58 | URL | kotone #-[ 編集]
「NANA」は、テレビでやってた
映画を観ました。
そんな問題があったなんて
知りませんでした。
私は全然気になりませんでしたけど、
気にする人は気にするのかな?
2012/05/17(木) 19:20 | URL | mifa #6Q0aW8YQ[ 編集]
こんばんは、すぴままさん!

いえいえ、
記事を書いていて、
『ひよっ子』という言葉で
『ごぎょうさん』を連想したので、
思わずリンクを貼ってしまった次第です^^

そうですね夜族。。。
健康のためには、
そのうち生活改善したいなぁとは思いますが^^;
2012/05/17(木) 20:59 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、kotoneさん!

そうですね、
そもそも、テレビは万人が見るものなので、
影響力を考えての規制が多いですね^^;

でも、むしろ世界的にみると、
日本の煙草に対する規制は、
まだまだ、甘いものだそうですよ。

同じことを、他国でしたら、
もっと問題になったかもしれません。
何とも複雑な心境です。。。
2012/05/17(木) 21:07 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、mifaさん!

ん~
おそらく、映画やドラマ、
バラエティーも含めてですが、

視聴者が全てを、
きちんとフィクションとして見れるなら、
表現の問題はないのでしょう。

しかし、
子供がヒーローごっこをするように、
主人公たちの真似してしまう。。。

ということなんでしょうね^^;

線引きが難しいところです^^
2012/05/17(木) 21:14 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
NANA
そんな問題が有ったのですねー
でも なんでも規制しすぎると
面白みのないドラマになりますね
あくまでも ドラマは娯楽だと思うし

リンク切れのご連絡有難うございました
信用して確認してませんでした
感謝ですm(__)m
2012/05/18(金) 02:01 | URL | みゆぴよん #SFo5/nok[ 編集]
こんばんは、みゆぴよんさん!

そうなんですよね~
テレビは規制が多すぎるから、
面白くなくなったのですし、

かといって、制作サイドは、
影響力も考慮しないわけにはいきませんからね~

難しい。

一時、ゲームなどでも問題なりましたが、
一般的にフィクション・ノンフィクションの捉え方が
曖昧になってきてるのでしょうかね~^^;

リンク切れは、いえいえです^^
2012/05/18(金) 03:18 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
やっぴえろさん、こんばんは

お久しぶりです^_^
「NANA」にそのような描写があったこと、そのようないきさつがあったこと、まったく知りませんでした。
褒められることではないかと思いますが、あくまで作品の世界観の中で否定もどうなのかなと。なかなか難しい話ですね。
自己責任になる大人だけが見るものならば少しは違ってくるのかもしれませんがマンガは子どもが読者の大半を占めるでしょうし…。
ただ、個人的意見としてすべてに目くじらたてるのはどうなのかなと思ったしだいです。

私事ですが、先日はあたたかいお言葉をありがとうございます(^.^)
それでは
2012/05/18(金) 22:50 | URL | 祐希 #Ots9DzJY[ 編集]
こんばんは、祐希ちゃん!

大丈夫ですか?
大事にならなくて、よかったです^^
しばらくは、あまり無理しないようにね。

『NANA』に関しては、まったく同感です。
世界観VS社会的モラル。
ということなんでしょうね~、

でも、モラル教育って、テレビではなく、
本来は家庭や学校が行うべきものだと
思うんですがね。。。

要するに親や先生より、
テレビの方が子供に対して影響力が
強いということなのかなぁ~^^;
2012/05/18(金) 23:58 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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