葉タバコバブルの終焉

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2012/05/31(木)
お金は寂しがり屋

こんな例え話を聞いたことがありますか?


誰が言ったかお金はお金があるところに集る

というものの道理を、分かりやすく表したシャレのようなものです。



そして、このシャレ証明するように、


踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ、そんそん♪


こんな有名な歌で知られる、阿波踊りの国四国徳島県は、

実は、国内有数の葉タバコの産地として全国にその名を轟かせ、

一時、とてつもない栄華と繁栄を極めたことがあります。


そこで今回は、

一見、国の政策に翻弄されたようにも見える、

この土地のタバコ農業の歴史に迫ってみたいと思います。


 
*徳島県三好市、2006年3月の市町村合併により誕生した、

この町の周辺は、遡ること約400年あまり前、

おおよそ、日本にタバコの種子が伝来した直後から、

葉タバコの銘葉阿波葉の一大産地として有名でした。



阿波というのは、徳島周辺のこの地方の古い呼び方で、

阿波踊りや、踊りに因んで命名された阿波尾鶏にも、

その名を残しています。


阿波尾鶏も地鶏としては、日本一だそうで、

皆さんも、どこかで耳にしたことがあるでしょうか?



さて、今では、あまり知られなくなってしまいましたが、

今からちょうど100年前の大正元年(1912年)、

日露戦争の軍事費調達を目的として、

国内全てのたばこ産業が、国の専売制となるまでの間、


この土地の大多数の住民は、

葉タバコ農業、製品化、流通、販売に関わっていたと言われるほど、

たばこ産業は、この地に強く根付き、

また、その利益による恩恵を、人々にもたらしていたそうです。



しかし、日本へのタバコの伝来の時期が、定かではないように、

阿波葉のルーツに関しても、不明な点が多く、

有力なものとして、三つの説が語り継がれているようですが、

どれも、『これ!』という決め手には欠けるそうです。



まずは一つ目は、

永禄年間の1560年前後に、この地を治めていた大名、三好氏が、

美馬郡端山村の農民にタバコの種子を与えて、栽培させた。

という説。


二つ目は、

天正12年(1585年)に、当地の武士、武田重定が、

九州へ武者修行に行った際、長崎からタバコの種子を持ち帰った。

という説。




そして、三つ目が、

当地、阿波の伝説として伝わっている、

体の大きいことで大坊主と呼ばれた怪僧『筑後坊』の話です。


当時の時代背景を考察すると、

技術や学問などの伝播は、比較的、日本中を自由に往来することの出来た、

僧侶や修験者、または旅芸人などが、その運び役としての

役割を担っていることが多く、


九州から修行のために、この地を訪れた『筑後坊』が、

貧しく痩せ細った、当時の阿波の土地に、

タバコの栽培を伝えたとするこの説は、


四国には多数の霊場があることも手伝い、

話として、とても興味深く、また説得力のあるのものかと思います。



そして、味わいの良いタバコの作付けに適する、

ほどよい霧が発生するこの地は、銘葉『阿波葉を生みだし、


そこから、400年もの間、

地道な品種改良や技術の発展を繰り返し、

行商により、関東や関西はもちろん、北は北海道、南は九州まで、

日本各地へ、『たばこ』を流通させることに成功します。


同時にこのことは、莫大な富を生み出したということで、

全盛期の明治時代後期には、山忠製造所という一製造所の記録でも、

その年商は、今の金額で120億を越えると言われ、


有り余る、その利益により、

当時のたばこ商人の屋敷は、贅の限りを尽くすような、

豪華絢爛で煌びやかなものだったそうです。



しかし、前述した通り、

日露戦争が勃発し、明治政府が軍事費の捻出にひっ迫すると、

今まで、民間に任せていた『たばこ事業』を、国の専売事業とし


同時にこのことは、

阿波における『葉タバコバブルの終焉』を、意味するものとなってしまします。


そしてその後、安価である海外からの輸入タバコにおされる形で、

この地の、葉タバコ農家は減少の一途をたどり、

更には、銘柄を支えるための、一定の生産量を維持できないという理由から、

JTは、2009年に、阿波の葉タバコ買い取り全てを打ち切り。


今まで、たばこ増税反対の名目として、

常々、国内の葉タバコ農家保護を掲げてきたにも関わらず、

実に矛盾した結末を阿波の地に突き付けたそうです。


そして、このことにより、事実上『阿波のたばこ産業』は消滅。



かつて四国に流通する全体のお金の三分の一が集ったといわれる、

錬金術にも似た、巨大なたばこ産業の爪あとは、

激しくも儚い時代の潮流が、やがて穏やかな凪へと変わるように、

人知れず、静かにその歴史に幕を下ろしたのだそうです。



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tag : 歴史もの

この記事へのコメント:
徳島なんですねー
三好市は 昔の三好郡といわれたとこ
も有り 知り合いの出身なんで
懐かしいです

土地が肥えているのでしょうね
ほかの農作物も豊富です
2012/05/31(木) 06:02 | URL | みゆぴよん #SFo5/nok[ 編集]
聞いた事あります~!
お金はお金が好きなんですね♪

リンクありがとうございます。
私も貼らせて頂きました(*^^*)
ブロともですが、なんと、申請を
受け付けない設定になって
おりました~(^▽^;)
受け付ける設定にしましたので
よろしくお願いします<(_ _)>
2012/05/31(木) 18:54 | URL | mifa #6Q0aW8YQ[ 編集]
なんか、最近、どこかの会社で、タバコを吸わない人には「2千円給料を多く出す」と言う話を聞きました。タバコを無理にやめなくてもいいが、やめたら、2千円もらえるとか・・・(^^;
2012/05/31(木) 19:55 | URL | 坂谷来見 #ls0kNZmc[ 編集]
こんばんは、みゆぴよんさん!

そうですか、
みゆぴよんさん関西ですものね^^

瀬戸内海を挟んでの友人がとは、
何とも感慨深いものがあります。

三好郡はタバコの伝来以降、
やはり色々な地場産業も発展したのでしょうね^^
2012/05/31(木) 20:41 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、mifaさん!

早速のリンクありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します^^

ブロともの方も、
わざわざ、ありがとうございます。
改めて後ほど、申請させて頂きます^^
ではでは
2012/05/31(木) 20:47 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、坂谷来見さん!
はじめましてですよね?^^

そうですね、
アメリカなどでは、喫煙の有無が、
就職の障害になったりするようです。

日本は、アメリカに習う傾向があるので、
そのうち、日本の企業でも、
仰るような待遇がスタンダード化するかもしれませんね。

コメントありがとうございます^^
2012/05/31(木) 22:47 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
やっぴえろさん、こんばんは

徳島が葉煙草の名産地だとは知りませんでした。
タバコ産業の繁栄と衰退。以前のやっぴえろさんの記事で知りましたが、徳島もその一つなんですね。

お金は寂しがりや、だから家には来ないんですね。納得(笑)

それでは
2012/05/31(木) 23:15 | URL | 祐希 #Ots9DzJY[ 編集]
こんばんは、祐希ちゃん!

そうですね、
国内においてのたばこ産業は、
現在は衰退の一途を辿っていますね。

本来は、内需の一つだったのかもしれませんが。

今回は徳島をフューチャーしたけど、
煙草農業って、江戸時代は、
全国で盛んだったんですよ。

そのうち他の銘葉も紹介する予定です。

そうそう、
先日、ある本で『たばこと薬物』の
相互作用についての記述を見つけたので、

いずれ、そちらも紹介するね^^
2012/05/31(木) 23:45 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
やっぴえろさん、こんばんは!

>ある本で『たばこと薬物』の相互作用についての記述
とても興味深いです!

江戸時代に盛んだったタバコ農家。時代とともに衰退の一途をたどり、増税により禁煙者が増えてさらに道は狭まる。
禁煙者が増えるのは良いことですが、タバコ農家にとってはただ道を狭められることは迷惑以外の何物でもない気がします。
以前の記事でも書いてらっしゃいましたが、需要と供給はバランスが難しいですね(>_<)

それでは
2012/06/01(金) 18:16 | URL | 祐希 #Ots9DzJY[ 編集]
こんばんは、祐希ちゃん!

国や自治体の政策で、
底辺にシワ寄せが来るのなら、
やはり、たばこ農家には高齢者も多いのでしょうから、
多少の保証はすべきかもなぁと思います。

しかし、民主主義社会においては、
自己責任という見方も出来るので、
さじ加減は臨機応変にすべきなのだろうね^^

薬についてはいずれ。
お楽しみに^^
2012/06/01(金) 20:22 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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