６つ応急禁煙方法『とりあえず、こんなんどうでしょう？』

みなさんにもお馴染み、森田一義さんは、

かつて１日６０本、３箱を喫煙するヘビースモーカーだったそうです。


さて、お分かりだと思いますが、

森田一義さんとはもちろん、

国民的お昼の番組『笑っていいとも！』のＭＣ、タモリさんのことです。


タモリさんの禁煙方法は大変有名で、

『１５秒禁煙法』と言われていますが、聞いたことがありますでしょうか？


２００１年に『笑っていいとも！』の番組中で、

タモリさんは、俳優の小野武彦さんとの会話の中で、こう語ったそうです。


『僕が聞いたのはタバコを吸いたいって欲望は、

　１５秒続かないって聞いたんですよ。

。。。（だから）吸いたいと思ったら１５数えてたんです』


さて、どうでしょう？

なんの捻りもない、ストレートな禁煙方法です。

しかし、これって、

『もの凄く喫煙願望の真理をついている言葉』だと私は思います。


私も禁煙初期を思い返すと、とても納得してしまうわけで、

さすが、タモリさんと感じてしまいます。



どういうことかと言いますと、

禁煙直後、個人差はありますが、

３日前後で、ニコチンは、体内から全て排出されてしまいます。


つまり、元旦から禁煙をはじめたみなさんの体内には、

もうニコチンは存在していないということになります。


ということは、すでに、

万年ニコチン切れを起こしている状態となるわけですが、


しかし、どうでしょう？

冷静に考えてみると、多少のイライラや焦燥感はあるものの、

強烈に、どうしても煙草が吸くなる時間帯というのは、

そう長くないのではないでしょうか？


おそらく、その長さはタモリさんの言う、

『１５秒くらい』ではないでしょうか？


言い換えれえば、タモリさんは一日数回襲ってくる、

１５秒ほどの強烈な喫煙願望を、

どうにかこうにか時間のカウントで誤魔化したと、

言っているのだと思います。


つまり、この時間をどんな手を使ったとしても誤魔化せれば、

禁煙成功の近道となるというわけです。


どうですか？そんなに簡単ではないですか？



しかし、ここは、あ・え・て、シンプルに考えて、

私自身の経験を元に、禁煙方法を改めて提言しておきたいと思います。


それが、今現在、リアルに禁煙に苦しんでいる方の役にたつのでは？

とも考えます。


いわば、準備不足の場合のスクランブル。

『応急禁煙方法』と相成るわけです。


ちなみに、ココで簡潔に示すのは、

とりあえずお金をかけず、

とりあえず誰でも出来る、

『とりあえずの禁煙方法』です。

そんなわけで、とりあえず１５秒の時間を凌げるとことを祈ります。




【６つの応急禁煙方法】



１、《数える》


これは、本家のタモリさんの方法ですが、

単に心中で１５数える。

これ単純なようですが、喫煙願望が消えていくのを感じながら、

カウントしていくと、効果があると思います。



２、《冷水をガブガブ飲む》


これも、至ってシンプルですが効果があります。

私の場合、起きぬけや食後、風呂上がりなど、

一番、キツイ時間帯をこれで凌いだ記憶があります。

なので、とてもオススメです。


人によっては、温い飲みものの方が効果的という場合もあるようです。



３、《歯磨き》


歯磨き粉をつけなくてもＯＫですが、

少量でもつけた方が、口の中がスッキリして喫煙願望が遠のく場合があります。

更に、歯を磨くことで、

再び、口を煙草の煙で汚したくないという心理も働くことがあるようです。



４、《深呼吸》


これも、私が最も多用した方法で、

以前も『やっぴえろ呼吸法』なんてネーミングでご紹介しました。

『鼻からゆっくり息を吸って、口から、倍の長さで息を吐く』

というものです。


更に『息を吐く』というのは、喫煙の動作とも似ていますし、

電子タバコや禁煙パイプなどを使用すると効果的ですが、

なければ、鉛筆やペンなどで代用したり、

喫煙の仕草だけをする『エアタバコ』なんて方法もあります。


これは、心理的な効果もあり、

なかなかバカに出来ない方法です。



５、《吸い殻を水につけておいて、臭いを嗅ぐ》


私は、実はこれもやりました。

これは、私にとっての禁煙バイブル、

東京衛生病院の佐々木温子医師の著書

『5日間でタバコをやめる本』でも、

掲載されている方法で、見ての通り、

『吸い殻を、しばらく水につけておいて、その臭いを嗅ぐ』わけです。


理由は、色々考えられるのですが、とても効果あります。


想像してお分かりだと思いますが、

吸い殻をずっと水につけておくと、強烈な臭いがします。


このことは一般的に、その臭いによって、煙草への嫌悪感を、

気持ちに植え付ける効果があり、結果、再喫煙を防ぐ。

と言われています。


もちろん、この効果も多いにあるのですが、

実は私自身が体感したイメージは、若干、違います。


感覚的なことなので、科学的根拠はないのですが、

臭いを嗅ぐことで、喫煙願望が遠のき、気持ちが落ち着いた気がします。


今考えてみると、当時の私は、

ニコチン切れで、心身が煙草を求めている状態だったわけで、

ひょっとしたら、煙草の成分が水に溶けた、あのオゾマシイ液体は、

ごくごく弱い嗅ぎタバコのような役目を果たしのではないかな？

とも思うわけです。


いずれにしろ、喫煙を阻止する液体となったのは事実です。



あとこれは余談ですが、

この液体、紛れもなく毒物なのでご注意ください。

一説によりますと、ニコチンは水に溶かすと、毒性が増すとも言われています。


煙草の水溶液に、ミミズやメダカを入れると、５～１０分で死亡。

殺虫剤として使用されることもあるのは、あまりに有名です。


誤飲すれば、死亡する可能性もあるので、使うのであれば、

特に乳幼児には、手の届かない場所の保管して下さいね。



６、《寝る》


そして、最後はもっとシンプルです。


お分かりかと思いますが、

眠ってしまえば、煙草を吸いたくなることはありません。


ちなみに、横になって、煙草を吸いたくなるのは、眠れない時です。

可能なら、寝てしまうことが一番なわけです。




さて、今回は『６つの応急禁煙方法』と銘打って、

いくつか『禁煙方法』を提唱してみましたが、

なにか、琴線に触れる方法がありましたでしょうか？


例えば、元旦から、禁煙をはじめた方がいらっしゃれば、

もう、すでに７日間、貫いたことになります。


これって、実は禁煙という『物差し』でいえば、とても賞賛に値します。

なぜなら、該当者のみんさんは、

もうすでに禁煙で一番辛い期間を乗り切ったからです。


更にここで、エールを送るなら、

ここからは『再喫煙は勿体ない』と思って下さい。

おそらく、ここからは緩やかに、時計の秒針が音をたてる度に、

喫煙願望は、弱くなり、発症間隔も長くなっていくはずです。



『再喫煙は勿体ない』。

そういえば、禁煙一週間後くらいから、

私の心の隅には、常にこの言葉がこびり付いていました。


このイメージはとても役に立つはずです。

では、エールが届くことを、ここから祈りたいと思います。

ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ！






さて新年なので、特別にここからは、

メルマガ『禁煙第一出張所はこちら！』の編集後記を記しておきますね。

挨拶を兼ねた、今年の豊富みたいなものです。


明けまして、おめでとうごじます！

みなさま、どうでしょうか？

お屠蘇気分も抜けて、そろそろエンジンかかってきましたでしょうか？


久々にメルマガを推敲させて頂きましたが、

楽しいですね。


文章を書くっていうのは、煙草と同じで、

どうやら、ある種の魔力みたいのものがあるようです。


今年は、そろそろ禁煙について、

電子書籍なんぞ発行してみようかな？と考えています。

そこで、発行システムを色々勉強しているのですが、

なかなか難しいですね＾＾；

でも、楽しいからよしとしましょう。

それが、自分の肥やしとなるはずです。


もちろん、書籍の叩き台は、ブログの記事となるでしょう。

発行の際は、お知らせしますので、よろしくお願いします＾＾


では、みなさんにとっても、

ニョロロ～ンと飛躍の年となりまうようお祈り申し上げます。

重ねて、本年もよろしくお願い致します！＾o＾/



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