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☆管理人 やっぴえろ☆ 
2013/11/19(火)
人ごみの中を、たばこを片手に歩くのは危ないですよね。


喫煙が禁止されている場所での路上喫煙

最近は、あまり見かけなくなりましたが、

たまに出会うことありません?


私自身が敬虔なモラリストか?

と問われると、胸を張って『YES』と答えられるほど、

図々しくはなく。


自分も元はスモーカーであり、更に、カミングアウトするなら、

ちょびっとだけルール違反を犯した記憶も、

頭の隅に住んでいることから、

彼らの行為を、厳しく咎める気にはなれなかったりします。


大人はそれではイケないんでしょうね、きっと。



最近では、喫煙所難民なんて言葉があるように、

出先での喫煙を取り巻く環境は、ガラリと変わりました


そこで、スモーカーを取り巻く環境

少し考えてみます。



*喫煙禁止区域って増えましたよね。


そもそも、近年における喫煙に対する逆風は、

1965年にイギリス王国研究所が発表した喫煙と健康という、

レポートに端を発していると言われています。


同研究所がそのレポート喫煙は癌になると発表したことから、

世界各地で、嫌煙権運動が盛んとなり、

それまで、大方どこでも喫煙可能であった日本でも、

1980年頃から、禁煙スペースなどを設ける動きが、

チラホラと見え始めました。


その後も、たばこの害に対する知識の広がりと共に、

病院や公共の交通機関などでも、分煙が定着


2003年に施行された、健康増進法

2007年にWHO(世界保健機構)が示した指針によって、

更に、喫煙者と非喫煙者の立場が逆転が明確となりました。



ちなみに、2003年の健康増進法では、

それまで、飲食店などが自主的に行っていた分煙に対して、

法的な根拠が生まれ、

罰則はないものの、施設管理者に対して、

受動喫煙の防止が義務付けられる
ようになりました。



そして、2007年のWHOの指針では、

完全禁煙を実施し、汚染物質であるタバコ煙を完全に除去すること。

 屋内のタバコ煙濃度を安全なレベルまで下げ、

 受動喫煙被害を受けないようにする上で、これ以外の方策はない。

 換気系統が別であろうとなかろうと、換気と喫煙区域設置によって、

 受動喫煙をなくすることはできないし、行うべきでない』


つまりは、

完全禁煙ではなく分煙では、受動喫煙の問題をゼロにはできない

と声明を発表したことから、

2010年2月、日本国内でも厚生労働省が、

受動喫煙防止対策は、分煙ではなく、原則全面禁煙を求める

と地方自治体など各所に通達を送り、現在に至っているわけです。



何となく、歩き煙草をする喫煙者の姿や、

喫煙禁止区域に転がる煙草の吸い殻を見ると、

通達に見るほどの厳しさの実感はないのですが、

WHOや厚労省の発言を見ると、とても激しい論調のように思います。


まだまだ、温度差があるのでしょうか?



しかし、そんな中でも、マナーをきちんと重んじる喫煙者は、

煙草を吸うために場所を求め、カフェなどに入りますよね?


私が思うに、ファミリーレストランなどよりも、

『喫茶店』という概念からか、

カフェなどの店舗方が、分煙に対する対応が、きちんとしている気がします。


そこで、片岡泉さんスモーカーズ・サバイバル・マニュアルという本に、

面白いデータを見つけたので、

今回は、そちらを示しておきたいと思います。


世の中が、どれだけ通達に対応しているか

また、喫煙者さんには、喫煙マナー促進のヒントとなり得ますでしょうか?




チェーン系カフェの分煙率



タリーズコーヒー(全国460店舗)

 《分煙率70%》

 
 一部店舗を除いて、ほぼ完全分煙。

 完全禁煙30%




珈琲所コメダ珈琲店(全国453店舗)

 分煙率76%


 完全分煙21%

 空間分煙55%

 全席喫煙可能23%

 完全禁煙1%



カフェ&バープロント(全国224店舗)

 分煙率88%


 完全分煙33%

 空間分煙55%

 全席喫煙可能4%

 完全禁煙8%



カフェ・ド・クリエ(全国158店舗)

 分煙率84%


 完全分煙32%

 空間分煙52%

 全席喫煙可能5%

 完全禁煙11%



全国的に見ると、壁などで完全に仕切った完全分煙率は、

まだまだ低いものの、これから新店舗や改装などの際は、

資金力のある大手では、その措置が取られるのは明白でしょう。


しかし、ここまででも、個人的には、設備投資の費用などを考えると、

かなり努力しているように思いますし、

元々、喫煙可能な場所というイメージのカフェなので、

煙草の販売を認めているのだから、喫煙者の駆け込み寺として、

ある程度、大目に見てあげたい気もします。


というのも、過去の歴史を見るにつけ、何もかも禁止となると、

逆にマナー違反が増える懸念を考慮する
という意味もあります。



しかし、もちろん、お分かりかと思いますが、

当ブログは、禁煙を応援するブログなので、

別に喫煙を奨励しているわけではありません。


かといって、禁煙を決行するまでは、それぞれ個人差がありますし、

その辺りも考慮してあげたいと思うわけです。

これも自らの経験から来るものです。


なので、冷静に現状の世の中を把握するなら

愛煙家、嫌煙家それぞれが、心地よく、

互いを気遣い、社会生活を営んで行くのが理想なのでしょう。

その中で、段々と完全禁煙が浸透していくはずです。



更に、これも個人的な見解ですが、直接の煙を浴びなければ、

日本の非喫煙者の方々は、まだまだ喫煙に寛容な方が多い気がします。


つまり、この先どうなるかは、分かりませが、

喫煙者さんは、マナーを軽んじず、余計な批判は招かないことが、

賢明なのではないでしょうか?



更に、最近ではグーグルマップを使って喫煙所を示したもの

喫煙所の場所を示した携帯アプリなどもあるようなので、

おたばこは指定の場所で

というのは、やはり守ってほしいなぁと思います。


喫煙マナーを守ることは、自分の立場を守ります。

改めて、私が言うことでもないですよね?


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tag : たばこの雑学 社会運動・規制などの動き やっぴえろのポツリと

この記事へのコメント:
そうですね、まさに難民、この頃は携帯灰皿を持っていても、ほとんど使う所がないくらいです、って夫のことです。^^;
吸えるのに我慢するのは辛いようですが、吸えないと決まれば吸わずに済むんだそうです。だからタバコが楽しみじゃなくなったら、あっさりやめるんじゃないかと思っています。

徐々に禁煙の場所が増えて、喫煙者の方はやむを得ず対応してきた形ですが、道路や線路などに吸い殻が全くなくなって、それにつれてゴミを平気で捨てる人も減ったように思います。それは良いことですよね。

今は飲み屋さんとかはどうなんでしょう。お酒を飲む時もタバコを吸わない人ばかりになったのかな?そうだとしたら、驚きですね。
2013/11/19(火) 16:59 | URL | もふもふ903 #-[ 編集]
こんばんは、もふもふさん!

そうですか、
都心だと、本当に喫煙出来る所が減りましたよね。

僕がまだ吸っていた時代は、携帯灰皿は活躍してくれましたが、
更に、喫煙者に対する包囲網は狭まっている感じですよね。

>吸えないと決まれば吸わずに済む。

これ、もの凄く分かります。
仕事の都合などで吸えなかったりすると、
かえって諦めがついて、
煙草のことを忘れる時間が多くなったりするものなんですよね。

不思議です。

こういった心理を上手にコントロール出来れば、
禁煙って成功しやすい気もするし、
ヒントになり得るんではないかと思います^^


それと、以前も取り上げたましたが、
確かに居酒屋の近況はどうなっているのでしょうね。

さりげなく、リサーチしておきたいと思います。


化物語、面白いですね。
とうとう、セカンドシーズンを見はじめました^^
2013/11/20(水) 01:14 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
お久しぶりです。
私は全くタバコを吸わないのでこちらも読み逃げだけでしたが
ちょっと思い出したことがあって失礼します。
私の亡き父はヘビースモーカーで
タバコを持ったままトイレから出てきた時に
子どもだった私がちょうどその前を通りかかり、
手にタバコが触って火傷をしてしまったんですよ。
長い間火傷の痕が残りました。
それが道を歩きながらだと幼児の顔の位置にくるんですよね。
子ども心にあれは危ないなあと思いました。
凶器を持って歩いているような感じなんですね。
祖母も喫煙家で、祖母が亡くなった後、ふとんを上げたら
枕元の畳にタバコの焼け焦げ痕がいっぱいで
それを隠すために絆創膏が貼ってありました。
よく火事にならずにすんだものだと思います。
おまけに祖母も父もぜんそく持ちだったんですよ。
全く吸わない私には本当に理解し難いです。
分煙してあれば愛煙家がどれだけ吸おうと私は
どうでもいいと思っていますが、危険なことだけは…と思います。
2013/11/20(水) 15:06 | URL | akutamoon #nmxoCd6A[ 編集]
こんばんは、あくたさん!

執筆の方は順調ですか?^^

そうですね。
『大人の煙草を持つ手の高さは、
丁度、子供の顔くらいの高さです』
JTもマナー向上のために、
そういった広告を町中に貼っていましたね。

注意していても、怪我をさせてしまうことはあるのは事実です。
あくたさんは、あまり、長く跡が残らなかったのが、
不幸中の幸いという所でしょうか。

畳や絨毯の焼け跡は、
喫煙者さんの部屋は必ずと言っていいほどあるでしょうね。
僕の部屋も以前はありました。

起きていれば、まだいいですが、
寝たばこは本当に危険です。
布団に燃え移ると、手に負えないことがあるようです。

それと、実は僕も幼い頃は喘息でした。
今考えると、自分ながら、呆れれてしまいます。
体質に合わないのに良く吸っていたものですよね。。。^^;
2013/11/21(木) 03:03 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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