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2011/11/19(土)
「おまえは、ホント夢見屋だな~」
昔、友人にそう言われたことがありました。
当時は、まだ十代の清き(?)青少年だったため、
「生きていくのにロマンは必要だ!特に男子として生まれたからには!」
などと思っていました。
もちろん、今でもあの頃と同じモジベーションではないにせよ、
心の奥に秘めているものはあります。
それもこれも、おそらくは、伝記などで知った、
歴史上の偉人たちの影響でしょう。
以前、『暴れん坊将軍とたばこ』についてお話しましたが、
今回の舞台はヨーロッパ──
主人公は、マゼランやバスコ・ダ・ガマと共に並び称される、
『コロンブスの卵』でお馴染み、あのクリストファー・コロンブスと
たばこの歴史について、お話したいと思います。
昔、友人にそう言われたことがありました。
当時は、まだ十代の清き(?)青少年だったため、
「生きていくのにロマンは必要だ!特に男子として生まれたからには!」
などと思っていました。
もちろん、今でもあの頃と同じモジベーションではないにせよ、
心の奥に秘めているものはあります。
それもこれも、おそらくは、伝記などで知った、
歴史上の偉人たちの影響でしょう。
以前、『暴れん坊将軍とたばこ』についてお話しましたが、
今回の舞台はヨーロッパ──
主人公は、マゼランやバスコ・ダ・ガマと共に並び称される、
『コロンブスの卵』でお馴染み、あのクリストファー・コロンブスと
たばこの歴史について、お話したいと思います。

彼は、イタリアの貧しい家庭で生まれ育ったそうです。
その後、家業を手伝いながら、航海士としての経験を積むと同時に、
天文学や地理について学んでいたコロンブスは、
ある日、
『大西洋を挟んだヨーロッパとアジアの距離は、
古代ローマの天文学者プトレマイオスの計算よりも、
はるかに短いのではないのか?』
という結論につきあたります。
そして苦労の末、
スペイン女王、イザベラ一世に支援を受けることになるコロンブス。
極東アジアに存在するという『黄金の国、ジパング』を目指して、
船の帆を高らかにあげ、スペインから大西洋を西に出航します。
その結果、コロンブスは、偶然にも新大陸(現アメリカ大陸)を
発見するわけですが、彼はそこをジパングだと信じ込んでしまいます。
すると、その勘違いが大変な不幸を生み出します。
なんと、現地に眠っているであろう莫大な黄金を得るために、
コロンブスとその部下たちは、こともあろうか、
原住民に対する弾圧や虐殺、はたまた紛争をしかけるのです。
しかし、ここは『ジパング』ではないわけです。
黄金など、産出するはありません。
(まぁ、本物のジパングも、それほど金は産出しませんが)
黄金を手にするために、我を失った彼らは、
後世で、莫大な富を生み出すことになる、
ある南米特産の植物を見逃してしまうことになります。
そうです。それこそが『タバコ』です。
もちろん、タバコ自体はコロンブスらの手によって、
トウモロコシやジャガイモなどと共に、ヨーロッパに持ち帰られました。
しかし、当初その存在は軽視され、
観賞用の植物として、栽培されていたにすぎなかったそうです。
しかしその後間もなく、スペイン国内を発端にタバコが流行しはじめます。
すると当時、無敵の海軍を誇ったスペインは、
植民地とした新大陸の各所でタバコを栽培。
その貿易によって、他国が羨むような莫大な利益を得ることになります。
しかし、これはコロンブスの死から数年たった後のことで、
彼自身がヨーロッパに持ち帰った『タバコ』で、
彼自身が富を得ることはなかったそうです。
更に面白いことに、
彼は新大陸がジパングでないことに、途中から気づいていたのですが、
面目のためか、本国にジパングであると言い張ったそうです。
そんな折、別のイタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは、
この大陸を、新大陸であると主張。
その結果、大陸名は、
アメリゴの名にちなみ『アメリカ大陸』となったそうです。
コロンブスは富だけでなく、名声も半減してしまったようです。
これも、黄金に目くらんだ報いなのでしょうか?
はたまた、迫害された原住民の呪いでしょうか?

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tag : 歴史もの
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