クマさん兵士?ポーランド弾薬補給中隊所属ヴォイテク二等兵!

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☆管理人 やっぴえろ☆ 
2014/10/21(火)
私は今でも、たばこを心底、嫌いになることはできません。



というのも、多分その大きな理由は、

思春期、青年期という長い時間、喫煙者であったため、

目を閉じて浮かべる懐かしい思い出の中には、

必ずと言っていいほど、たばこの煙が存在しているからです。


どうしても、懐かしさという感情にシンクロしてしまうのですよ。



実は、第二次世界大戦中のポーランドにも、

たばこに、これと似たような懐かしさを感じたであろう、

ある兵隊さんが存在しました。


ポーランド第2軍団第22弾薬補給中隊所属・ヴォイテク二等兵!

あまり階級は高くないですが、彼は今でも、祖国では英雄のようです。


しかし彼、実は普通の兵隊ではありません。


その正体は人間ではなくて、なんと熊。

しかも、煙草が大好物だったというから驚きです。



ごめんなさい。

今回はちょっと小休止の歴史ものです。

煙草は関係ありますが、ぜんぜん禁煙の話ではないですよ^^



*1944年、初春頃、

ヨーロッパ全土は、ナチス・ドイツによるポーランド侵攻を発端に、

第二次世界大戦の戦火が、あちこちで渦巻いていました。



その中、イタリアの都市モンテ・カッシーノの付近でも、

ローマ解放と戦線の突破を目指した、

イギリス、アメリカを主力とした連合軍

戦線の死守を使命としたナチス・ドイツ武力衝突が起こっていました。


世に言うモンテ・カッシーノの戦いです。



この戦いにおいて、

連合軍側の弾薬補給という重要な任務をこなしていたのが、

当時、ナチス・ドイツの占領下にあった祖国を奪還すべく編成された、

第2ポーランド軍団の第22弾薬補給中隊


そしてその中に、砲弾を怯えることなく、

人間が持つ以上の重量の弾薬を軽々と運ぶシリアヒグマの姿がありました。


後にポーランド英雄』『最強の兵士と称されることになる熊の二等兵

その名を、ヴォイテクVoytek)。

陽気な戦士という意味を持ちます。


これは、フィクションではなく、現実のお話です。




ヴォイテクはそもそも、第22弾薬補給中隊が1942年に、

イランのハマダーン付近に駐軍していた時、

母親を猟師に撃たれたヴォイテクを、現地の少年が保護しました。

ヴォイテク生後3ヶ月でも出来事です。


そすと、それを見つけた中隊が、缶詰の肉と引き換えにヴォイテクを貰いうけ、

隊のマスコットとして育てはじめたのが、後の入隊へのきっかけでした。



しかし、このヴォイテク

はじめのうちは、食べ物が上手に飲み込むことが出来ず、

なかなか育てるのが困難でした。


見かねた兵士たちは、知恵を絞り、

コンデンスミルクをハンカチに沁み込ませ、

それをウォッカのビンを哺乳瓶のようにして、やっと飲ませたそうです。



ヴォイテクはそんな苦労を知ってか、隊員たちにとても懐き、

夜は、彼らに添い寝することを好み、

朝には、隊員の顔を舐めて起こすなんていう、

微笑ましい行動もとったそうです。



そんな風に成長したヴォイテクですが、ミルクを卒業すると、

果物はもちろんマーマレード、ハチミツなどを食べたそうです。

しかし、それ以上に周囲を驚かせたのは、

隊員たちの真似て、ビールとたばこを口にしたこと。


ただし、たばこは火のついた煙ではなく、

タバコの葉をそのまま、食べてしまったのだそうです。




驚くかもしれませんが、タバコを食す野生動物って意外に多く、

実は、人間が煙草を吸うようになったのも、

野生のシカが、タバコの葉を食べて、陶酔しているのを目撃したから

なんていう説もあったりします。


もちろん、多量に食べれば、ニコチン中毒を起こして死亡するでしょうが、

ヴォイテクは幸い無事で、それをよく好んだそうです。


兵士たちのしばしの休息の酒とたばこ。

一緒に混じって、それを楽しむ小熊の姿。

時には、中尉の演奏するバイオリンに合わせて、踊りも披露し、

日中は、ジャレて隊員とレスリングごっこ。


きっと、彼の存在は、戦いで疲弊した心を癒すには十分だったでしょう。

隊はイランの少年と、かなり良い取引をしたのは、間違いなかったはずです。




しかし、そんなのどかな暮らしも、束の間。

戦況の変化により、イランでの駐軍にも、終わりが訪れる日が来ます。


隊にモンテ・カッシーノの戦い』参戦のための、

イタリア最前線への移動命令が下ったのです。


そしてこの時、前線まで移動は、船が予定されていたのですが、

ここで、ヴォイテクの存在に大きな問題が発生します。


実は当時、船での動物の輸送は、取り決めにより禁止されていたのです。



しかし、この時すでに、家族とも呼べる存在にまでなっていたヴォイテク

この地で、お別れするには忍びありません。


そこで隊員たちは、一計を案じます。

なんとそれは、ヴォイテクの中隊への正式な兵士としての登録です。



がしかし、この計画も、やはり一筋縄に行きません。

なんせ、何の戦力にもならない熊の兵士です。

最初は、公安によって拒否されます。


しかし、諦めきれない隊員たちは、今度はカイロの最高司令部に相談。

ポーランドの第2軍団司令官のアンデルス将軍は、

隊の士気向上に、充分役立つと考えたのか、ヴォイテクの部隊採用を決定


なんと、兵士としての認識番号を与えられ、

更には、ビールとタバコの代金もきちんと支給されるに至ったそうです。



そして、隊は冒頭のモンテ・カッシーノの戦いへ赴きます。



しかし現地に赴任したヴォイテクは、

やはり最初は、環境の変化と砲弾怯えます。

当たり前と言えば、当たり前ですね。


が、やがてヴォイテクは、

隊員たちの必死の働きに、何かを感じ取ったのか、

自ら積み荷の弾薬に駆け寄り、手伝いを要求する仕草をはじめたそうです。



曲芸を見ても分かる通り、もともと熊は賢いと言いますが、

やはり、ほとんど人間の手で育てられただけあって、

ヴォイテクは状況を察するのに長けていたのかもしれません。


そして、その運搬作業で十二分に怪力を発揮したヴォイテク

きっと束の間の休息には、働きの対価として受け取った、

ビールとタバコを兵士たち一緒に食べたのでしょう。



するとやはり、熊の兵隊さん

ヴォイテクはたちまち、隊の象徴的存在となり、

戦地で、一つも弾薬を落とさないという活躍も鳴り響き、

砲弾を抱えた熊のイラストは、中隊の紋章ともなったようです。


こうなると、ヴォイテクは、単なるマスコットではなくなました。

すでに、隊を象徴する立派な兵士です。

きっと、隊員のみんなもそれを誇らしく思ったことでしょう。



しかし、そんな戦友となった彼らにも

終戦とともに別れはやってきます。



ポーランド軍の活躍で、大勝利を得たモンテ・カッシーノの戦いのあと、

イギリスのキャンプに移った第22弾薬補給中隊は、

1947年、その地で、第二次大戦の終戦を迎えます。


ヴォイテクは、ここでも、

酒を飲んだり、レスリングごっこをしたりと、

戦中とはいえ、彼にとっては、とても楽しく、とても幸せな毎日を送っていました。

大好きな隊員たちといつも一緒です。


しかし、戦いが終わると、隊は解散

一応、この時、連合軍ナチス・ドイツ打倒は果たしたのでが、

ポーランドは、今度はロシア軍の占領下にあり、

隊員は自分たちはおろか、ヴォイテクをとても国へ連れて帰れない状況

となっていました。


もちろん、ヴォイテクとの帰国を叶えたい、隊員たちでしたが、

あらゆる手を尽くしても、打開策が見つかりません。


すると、それを見かねた英国大使館は、

ヴォイテクエディンバラ動物園へ預けることを提案。

しかし、二度とヴォイテクを取り戻すことが出来ないと考えた

隊員たちはこの提案を拒否。


しかし、キャンプ地の熊の存在を、そのまま放置できない英国側は、

重ねて、ポーランドが再び自由を取り戻した時に、

ヴォイテクを必ず返すという条件を提示し、


隊員たちを、やっと納得させました。




そして、別れの時。。。


賢いヴォイテクは、全てを察したのか、

わがままを言って、暴れることもなく、

兵士たちの顔を舐めた後、自らケージの中に入って行ったそうです。



しかしその後、ポーランドが自由を取り戻すのは、

ここから約40年後の1989年。


22歳で命を終えたヴォイテクは、

一生、ポーランドの地を踏むことはありませんでした。


彼が自らケージに入った時、

彼がもう隊員たちと暮らすことができない運命は、

定まっていたのです。。。




もちろん、その後のヴォイテク

エピソードからも、動物園で人気者となりました。

しかし、自由を奪われた檻の中でも、

他の熊たちから離れ、ポツンとすることが多かったそうです。

自分はどこかで人間だと思っていたのかもしれません。




もちろん、隊員たちは、お土産のたばこを片手に、

時々ですが園を訪れたそうです。

その時も、園の好意で、隊員たちはヴォイテクの檻へ入ること許され、

そして、レスリングや踊りを楽しんだそうです。



しかし、結局、楽しかった日々を取り戻せず、

病に倒れたヴォイテク。

最後は安楽死の処分がとられたそうです。



彼が、イランのハマダーンで隊員たちと出会って、

一緒に過ごしたのは、おおよそ5年弱。


おそらく動物園の檻の中でも、陽気な兵士として戦地を駆け巡り、

大好きな隊員たちと、過ごしな日々は忘れなかったことでしょう。



その証拠に、ヴォイテクポーランドの言葉を理解し、

客の中にその言葉を聞けば、すぐに懐かしむように手を挙げたそうです。


その姿は、他の熊といるよりも、何よりも

嬉しそうだったといいます。


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tag : 歴史もの たばこの雑学

この記事へのコメント:
人間に育てられて、人間と一緒に
生活してると、どんな動物も自分を
人間だと思うかも知れませんよね。
クマさんの様なおっきい動物と
添い寝してみたいです~(*^^*)
2014/10/22(水) 21:29 | URL | mifa #6Q0aW8YQ[ 編集]
こんばんは、mifaさん!

そうかもしれないですね。
うちのいちごとりんごもそうですが、
きょろたんファミリーもどこかで、
自分は人間だと思っている瞬間もあるかもしれないですよー

もし、お話できたら何て言うんですかね?^^

クマさんと添い寝したら、温かいでしょうね~
でも、そんなことがこの先あるのかな?
やっぱり、仲良くなれるのは稀な例なのでしょうね。
でも、あったらいいな~^^
2014/10/23(木) 01:56 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
ヴォイテク君は、二等兵じゃなくて伍長なんです。
2015/02/19(木) 12:09 | URL | A #mQop/nM.[ 編集]
こんばんは、Aさん!

ご指摘ありがとうございました^^

私の調べた資料だと二等兵表記が多かったのですが、
調べ直すと仰る通り、正式には伍長が正解のようですね。

お詫びと共に早急に訂正させて頂きます。
ありがとうございました。
2015/02/20(金) 09:06 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
通りすがりですが、
ヴォイテクがエジプト・アレキサンドリアの港で英国軍の輸送船に乗船を拒否されそうになって、ポーランド亡命政府軍の将軍たちによりヴォイテクを二等兵にしました。

イタリアでの活躍により、戦後伍長に昇進しました。戦中は二等兵で最終階級が伍長ですよ。


2015/11/18(水) 23:39 | URL | todays_music #mn6gys/M[ 編集]
こんばんは、todays_musicさん!

なるほど。ご指摘ありがとうございます。
要するにヴォイテク君の階級は
二等兵も伍長も正しいということになりますね。

とういことは文書の場合は、
表現によって好きな方選択すべきなのでしょう。

ん。。。今回の記事の場合は二等兵表記の方が
よりキャッチーかもしれないですね。
再訂正してみます。
ありがとうございました^^
2015/11/19(木) 05:06 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
動物園に入った後のヴォイテク君の心境を想像するとアレですが、隊と一緒に行動していた頃の彼の物語は、舞台は戦場と云う大変なところではありますが、なおのことおとぎ話みたいな感じですね。
世の中が普通ではなくなっているときだけ成立するお話というか。
まあ、クマさんは人間社会では動物園にいるのが現実なのでしょうね。

大好きな、楽しく、寂しいお話です
2015/11/24(火) 15:40 | URL | 匿名さん #-[ 編集]
こんばんは、匿名さん!

僕も動物大好きなのですが、
気持ちとか意志がストレートで純粋な分、
運命が悲しものであると切ないですよね。

身近だと犬や猫がそうですが、
現代社会は人間の手を借りなければ生きられない命が一杯あります。
これを読んだ方が、お話を通して、
彼らの気持ちに気づいてくれたらいいなと思ったりします。

僕も大好きなお話です^^
2015/11/25(水) 06:45 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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