★禁煙所はこちら☆スポンサーサイト★
☆★☆★☆いらっしゃいませ!☆★☆★☆
- ☆お客さまへ☆
-
◇やっぴえろの禁煙ブログ『禁煙所はこちら』では、あらゆる角度から、
『禁煙』『たばこ』及び関連の深い『健康』『美容』について考察しています。
どうぞお気軽にコメントなど書き込んでいってください。 - (※但し、誹謗・中傷・宣伝などは禁止とします。)
- ◇尚、当ブログ内の文章・画像・その他の著作権は管理人に帰属いたします。
無断での転載はご遠慮ください。 -
☆管理人 やっぴえろ☆
2015/03/24(火)
肺炎球菌の定期接種。
公的資金の助成が受けられる期間の終了(3月31日)が迫っているようです。
こちらのワクチン、ご存知かもしれませんが、
誰でも助成金を受けられるわけでなく、
毎年、65歳上の年齢を5歳ごとに複数指定。
その年の該当者が、順番に接種を行っていくという形をとっているのだそうです。
CMなどでも話題になっているので、ご存知の方も多いでしょうか?
肺炎と言えば、平成23年に、脳卒中などの脳血管の病を抜いて、
現在、日本人の死亡原因の第3位に上昇。
そんな経緯からも、どうやら今回の定期接種実施の運びになったようです。
しかし、肺炎と言えば肺の疾患。
呼吸器の病い全てに影響を与える煙草とも、関連が深いわけです。
さてでは、煙草は一体どやって、
肺炎という病に関与しているのでしょうか?
公的資金の助成が受けられる期間の終了(3月31日)が迫っているようです。
こちらのワクチン、ご存知かもしれませんが、
誰でも助成金を受けられるわけでなく、
毎年、65歳上の年齢を5歳ごとに複数指定。
その年の該当者が、順番に接種を行っていくという形をとっているのだそうです。
CMなどでも話題になっているので、ご存知の方も多いでしょうか?
肺炎と言えば、平成23年に、脳卒中などの脳血管の病を抜いて、
現在、日本人の死亡原因の第3位に上昇。
そんな経緯からも、どうやら今回の定期接種実施の運びになったようです。
しかし、肺炎と言えば肺の疾患。
呼吸器の病い全てに影響を与える煙草とも、関連が深いわけです。
さてでは、煙草は一体どやって、
肺炎という病に関与しているのでしょうか?

『肺炎球菌』という細菌の名前は、みなさん知っていましたか?
何だか定期接種が実施されることになって、
急に耳にするようになりましたよね?
この『肺炎球菌』。
正式には『肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)』。
以前は『肺炎双球菌 (Diplococcus pneumoniae)』とも呼ばれており、
『肺炎球菌』というのは、どうやら医療現場での通称ようなものなのだそうです。
もちろん、その名の通り、
感染すれば、主に『肺炎』を引き起こす原因となるのですが、
『肺炎』のみに留まらず、気管支炎、敗血症。
その他にも、急性中耳炎、副鼻腔炎、細菌性髄膜炎、
播種性血管内凝固 (DIC)、化膿性骨髄炎、化膿性関節炎、蜂窩織炎、
と、実はかなり多くの症状を引き起こすことで有名だそうです。
しかしそれでも、『高齢者の肺炎』に注目すれば、
約半数以上の原因は、この『肺炎球菌』だとされているようで、
そんなことからの、死亡順位の上昇に伴い、
徐々に予防策が講じられるようになった、という事なのでしょう。
そもそも『肺炎』は、早期発見すれば、
ある程度有効な治療法もあるのですが、風邪の症状と似ているため、
発見が遅れて、重症化してしまうことがあります。
ちなみに『スペインかぜ』という伝染病は、
みなさんはご存知でしょうか?
この『スペインかぜ』。
名前から勘違いされがちですが、発症はアメリカ。
1918年頃に流行し、全世界で感染者が5億人、
死者5,000万~1億人とも言われ、
その死者は、実に第2次世界大戦中の戦死者にも相当することから、
史上最悪のインフルエンザのパンデミック(世界的な感染)とされます。
そして、この『スペインかぜ』が重症化し、死に至るケースで、
原因として、一番多かったのが、実は『肺炎球菌』。
『肺炎球菌』は喫煙者の方が、感染率が高いと言われているので、
たばこ病として言われる、ガンや脳梗塞など並んで、
やはり、充分な警戒が必要な細菌だということになるのでしょう。
しかし何故、喫煙者が『肺炎球菌』に感染しやすいのでしょうか?
この理由は単純で、長い間、喫煙を繰り返しは、
喉の粘膜に生えている『繊毛』の活動を弱めてしまったり、
最悪死滅させたてしまったりするそうです。
繊毛は気道に侵入してきた、ウイルスを捕えて『痰』とし掻きだす役割を
しているため、この『繊毛活動』が弱まれば、
自ずと肺炎球菌にも感染しやすい状態となるわけですね。
しかし『繊毛活動』というのは、一度、活動が弱まっても、
禁煙後約72時間ほどで、再活性化すると言われており、
禁煙は直接的に有効だということが言えるでしょう。
そして、『肺炎球菌感染』のオッズですが、
アメリカに本社を置く、医師向け医療情報サイト『WebMD』の、
2008年10月22日の記事によれば、
1日に煙草を1本、吸うだけでも『肺炎球菌』による『肺炎』のリスクは、
非喫煙者の2倍。1日に15~24本では、4倍。
1日に25本以上ですと、そのリスクは5.5倍と、
喫煙の量が増えると共にリスクも上昇すると伝えいてます。
更に、COPD医療の第一人者でもある、
日本医科大学呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞医師によれば、
受動喫煙でも『肺炎球菌』への感染は、2倍以上となるそうで、
予防の観点から言えば、喫煙者でなくとも、
煙草のケムリには警戒が必要ということになるでしょうか。
そして、こんな研究データからなのか、
米国疾病管理センター(CDC)予防接種諮問委員会(ACIP)などでは、
すでに、19歳以上である全喫煙者に対してワクチンの接種を推奨しており、
予防接種の公的指導の是非は置いていおいても、
煙草と肺炎球菌感染の関連性が非常に高いという世界的な認識を、
ここからも窺い知ること出来るとは思います。
そして、予備知識となりますが、
今回、実施された『肺炎球菌の接種』は、
『定期接種』という名目で、国が一部、助成金を出す形で行われいます。
同じ接種でも『定期接種』と『任意接種』と違いがありますが、
『定期接種』は、国や自治体などの機関が、特に強く勧める『接種』のことで、
大体は全額か一部、公が費用を負担してくれます。
一方『任意接種』は、本人または保護者が、『接種』するか否かを
選択するもののことを言い、基本的には全額自己負担ということになります。
もちろん、『任意接種』が医学的に重要度が低いわけではないのですが、
『定期接種』の方が、より重要度が高いということが、
言えるのではないでしょうか。
そして、今回の『肺炎球菌の予防接種』では、
『ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)』
というワクチンを接種することになるのですが、
厚労省によれば、
『肺炎球菌』はここまで、93種類の血清型が確認されており、
この『ニューモバックスNP』では、このうち23種のみの血清型に、
効果があるとされています。
この23種の血清型で、全体の6~7割程度の『肺炎球菌』を、
予防することが出来るそうですが、
喫煙者みなさんは、禁煙をすればこれより更に予防効果がUPしそうですね。
そして、もう1つ『肺炎と煙草』に関しては、
『夏型過敏性肺炎』との関連でも面白い事実があるのですが。。。
それは、また次回にしたいと思います。
↓こちらをポチっとしてくれると、ブログのランキングもUPします☆ミ


tag : 煙草の有害性 社会運動・規制などの動き 禁煙でいいこと
この記事へのコメント:
昔は肺炎で亡くなるのはお年寄りだけかと
思ってましたが、今は死亡原因第3位なんですね!
スペインかぜ、聞いたことあります。
インフルも昔は「○○風邪」って言ってましたよね。
って言うと、歳がバレそうですが(^▽^;)
思ってましたが、今は死亡原因第3位なんですね!
スペインかぜ、聞いたことあります。
インフルも昔は「○○風邪」って言ってましたよね。
って言うと、歳がバレそうですが(^▽^;)
こんばんは、mifaさん!
そうですね。
肺炎てスペインかぜ以来、
大分予防が成されているのだと思っていたら、
近年になってまた死亡原因として上位に浮上したようです。
インフルエンザと言えば
香港かぜやソ連かぜですかね?
いずれも重症化すると怖いので、予防が大切なのでしょうね^^
そうですね。
肺炎てスペインかぜ以来、
大分予防が成されているのだと思っていたら、
近年になってまた死亡原因として上位に浮上したようです。
インフルエンザと言えば
香港かぜやソ連かぜですかね?
いずれも重症化すると怖いので、予防が大切なのでしょうね^^