たばこ自販機撤去の真相

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2011/12/26(月)
今月に入ったばかりの頃の出来事でした。

再喫煙への用心のためと、引出しの奥深くへとしまい込んでいた、

TASPOの存在をふと思い出し、

おもむろに取り出すと、遂にハサミを入れて処分しました。



カード導入間際になって、あれほど焦って申し込んだ『TASPO』

たばこ同様、無くさないようにと、肌身離さず持っていた『TASPO』


ニコチン依存の魔力が解けた証拠でしょうか?


プリペイド方式の電子マネー『ピデル (Pidel)』を、

登載したこのカード。

未成年の喫煙防止のために、導入されたわけですが、


それでは手ぬるいと考えたのか、

東北地方のある町では以前、

たばこの自動販売機全てを、撤去する条例を定めました。


 
*その後は、一体どうなったのでしょうか?



今から、ちょうど10年前。

条例が可決、施行されたのは、青森県深浦町という町です。


同県の南西に位置するこの町は、

白神山地に囲まれ、海岸線を彩る夕陽の美しさでも知られています。


当時、町長を努めていた故・平沢敬義氏の元で、

2001年3月『自動販売機等の適正配置に関する条例』が成立し、

新聞、ニュースなどで話題となりました。


覚えている方は、いらっしゃるでしょうか?


もちろん努力目標ではあるのですが、条例の内容を要約すると、

『町内のたばこの自動販売機を全て撤去する』というもので、


この条例成立の6年後の2007年に、

全国的に『TASPO』が導入されたことから考えても、

同町における、この試みは、実に斬新で発展的なものだったと思われます。



深浦町は、2005年に岩崎村と合併し、今の形となったわけですが、

地域では過疎化が進み、

人口は、現在1万人に満たない状況となっているそうです。



さてそんな中、その後の自販機問題はどうなったのでしょうか?


2010年に、

東京都江戸川区の区議会議員が行った、視察レポートにより、

以下のような推移を見せていることが、明らかとなりました。



2001年2月、条例成立前の

たばこの屋外自販機設置店は27店舗、自販機36台。


その後、

2001年3月  2店舗で2台を撤去。

2001年9月  6店舗で6台を撤去。

2005年3月  2店舗で3台を撤去。
   
この時点で、10店舗、11台のたばこ自販機を撤去。


努力の末、残り25台となりますが、ここで、岩崎村と合併。

旧岩崎村分の13台が増え、合計38台となります。


名称を変え、合併後も条例は継承され、


2008年4月  4店舗で13台を撤去。

2009年8月  2店舗で3台を撤去。


そして、2010年4月の時点では、

たばこの屋外自販機設置店20店舗、自販機22台だそうです。


どうでしょう?

特に条例に、罰則規定がないことを考えると、

かなりの努力と実績が、認められる数字だと思いませんか?


他の町でも、同様の条例が施行された場合、

一体、どの程度の成果が見込まれるのでしょうか?

そして、実現される日が訪れるのでしょうか?


江戸川区の区議が視察していることから、

ひょっとしたら、東京でも条例制定ということがあるかもしれませんね。



さてもう1つ、この問題を語るのに、どうしても触れておきたいのが、


条例の成立に向けて尽力された故・平沢敬義前町長の存在です。

実は町長。嫌煙者ではなく、驚くことにヘビースモーカーだったそうです。


しかし、未成年の喫煙問題を直視するにあたり、

たばこの自販機の存在が、問題を助長していることに注目したようで、

自販機撤去条例の成立のために、

地元住民やたばこ販売店を説得して回ったそうです。



もちろん、その中には、売上げ減を懸念する、

反対者の声も少なからず存在したのですが、

それに対して平沢町長はこう発言したそうです。



『屋外のたばこ自動販売機がなくても、喫煙者は何が何でも

たばこを手に入れようとするから、売上げは減らないはずだ。

もし、管理の行き届かない屋外自販機を撤去して、売上げが減ったとしたら、

それは子供に売っていた分だ』


実に説得力ある言葉だとは思いませんか?

そして、町長は、尚もこう続けたそうです。


『(自販機を撤去して)税収が下がったとか、

売上げが減ったとか嘆くのは筋違いである。

むしろ今まで不適切な人にたばこを売り、

納税する必要のない未成年者から税を徴収していたことを、

反省しなければならない』



長い間、問題が指摘されていたはずなのに、

グレーゾーンだった、たばこの販売形態に、

鋭くメスを入れたカリスマ性のある発言ですよね。

深い感銘を受けます。



しかし、優れた指導者だった、平沢町長は、

2004年の12月8日、

何の因果か、肺ガンのために亡くなったそうです。



それはくしくも、音楽界のカリスマ、

ジョン・レノンと同じ命日です。


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tag : 社会運動・規制などの動き やっぴえろのポツリと

この記事へのコメント:
この町長の説得にはタバコの自販機で生計を立てているような小さな商店には死活問題ですよね・・よく説得できたなぁ・・
自動販売機を撤廃したとしてもタバコの全体の売上額はたいして減らないでしょうけど、今まで自販機で買っていた層はコンビニで買うようになり、小さな商店は潰れていく。まあこれも時代の流れなんでしょうね。
2011/12/27(火) 09:22 | URL | 禁煙難民/♀ #JalddpaA[ 編集]
コンビニの出現や 値上げで
打撃を受けてる 小さな商店は
この自販機撤去で 大打撃だったでしょーね・・・^^;
その成果って どーなのでしょ?
たばこの地方税(?)って 小さな市や町には かなり 大きいと思うのですが・・・
2011/12/27(火) 10:25 | URL | kotone #-[ 編集]
アメリカに住んでた時は、煙草の自動販売機なんて見たこともなかったなー。
その辺欧米諸国は日本より進んでます。
フードマートやらで煙草を買う時は、年齢チェックされてました。
購入に関しても日本よりかなり厳しかったです。
2011/12/27(火) 12:40 | URL | ケンぞう #-[ 編集]
うむ
考えさせられる話ですね。

私おもうに、 この先 中途半端に販売をすると タバコによる犯罪が起きそうな気もします。
2011/12/27(火) 17:29 | URL | 禁煙してる人のぶろぐ #-[ 編集]
こんばんは、禁煙難民/♀さん!

そうですね。
死活問題であるはずなのに、
時間をかけて、説得をした町長の功績はすばらしいですし、
それを受け入れた商店側も、賞賛されるべきなんでしょうね。

世の中、捨てたもんじゃないと思います。

しかし、仰る通り、小売店が姿を消すのは寂しいですね。
ちなみに、僕が20代の頃、常連だった、
近所のおばあちゃんのタバコ屋はもうありません。




馴染みの小売店が消えていくのは、
何だか寂しいことですよね。

2011/12/27(火) 20:43 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、kotoneさん!

そうですね。
良かれ悪かれ、たばこは税収につながるですよね。
ちなみに、たばこ税は、
国、道府県、市町村の三重取りです。

依存問題もそうですが、
そういった面もあるので、
なかなか禁止、規制が難しいのだと思います。

だからこそ、深浦町の例は、
今後よく検証されるべき事例なのかもしれません。
2011/12/27(火) 20:54 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、ケンぞうさん!

コメントありがとうございます!
そうですか、アメリカにお住まいでしたか。

実は、欧米に比べて、
日本の自動販売機の数が以上みたいです。

欧米だけでなく、他の世界各国も
日本に比べると、すっきりとしたものなのでしょうね。

では、またお越しくださいね!
2011/12/27(火) 21:03 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、
禁煙してる人のぶろぐ@管理人さん!

コメントありがとうございます!

そうですね。
現に、たばこの窃盗などの軽犯罪が
増えているようですね。
しかし、しばらく中途半端な状態は
続くと思いますよ。

いきなりの規制も、
小売店のタバコ販売の既得権益の関係もあり、
難しいでしょうし。

我々が生きている間は、
『たばこ販売の完全禁止』はないのでは?
と個人的には考えています。
2011/12/27(火) 21:12 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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