文豪オダサク

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2017/09/09(土)
猫は死期を悟ると姿を隠す。

象は自ら墓場へと向かう。

そして、私も幾人か関わって来ましたが、

人間の多くもどうもそんな感じがあるようです。



喫煙は寿命を縮めるなんて言われていますけど、

それを指摘すると、愛煙家のみんさんは太く短くなんて、

どこかで聞いたような生死感を口にして

豪快かつ悲壮な笑みを浮かべたりします。




太く短く』。

自らニコチン中毒を自覚しながら、1日100本とも言われる吸い続け、

やがては早逝した天才作家大阪の地にいました。


織田作之助

夫婦善哉などの原作でも知られる文豪です。

自ら中毒という煙草に関する短編小説も残しており、

ここに垣間見える彼の生死感を覗いてみましょう。



 
*織田作之助


戦後、太宰治、坂口安吾らと共に

無頼派または新戯作派と呼ばれ、

金にならないことから文学不毛の地

などと言われる大阪を拠点に活躍した小説家です。



通称『オダサク』。

映画化された夫婦善哉 なども執筆していますが、

33歳という若さでこの世を去り

活躍期間が短かったことからか、

あまり認知度が高いとは言えないかもしれません。



しかしと言ってはなんですが、

もちろんそれぞれ好みはあるのでしょうが、

描写が活き活きとしていて、かつ人物が温かくユーモラスに描かれているため、

個人的には、太宰や安吾よりも好きな作家だったりします。



無頼とはごろつきと言うような意味を持ちますが、

彼らの場合、中心的な同人誌もなく、結社や明確な集団ではなく

反俗・反権威・反道徳的な作風を持つ作家の総称です。



由来は、太宰がパンドラの匣 の中で記した

『私はリベルタンです。無頼派です。束縛に反抗します。

 時を得顔のものを嘲笑します』


という一説に基づくと言われています。





オダサクは1931年、大正デモクラシーの最中に、

大阪南区(現在の天王寺区)に生を受けました。


父鶴吉44歳、母たかゑ33歳、3人の姉の下の長男。

鶴吉は仕出屋を営み、大酒のみの阿呆なくらいお人好し。

人に騙され続けて莫大な借金を残した
と、オダサクは記しており、

生活は決して楽ではなかったようです。



しかしそれとは裏腹に、彼の小学校6年生の時の成績は、

修身、国語、算術、日本歴史、地理がオール10。

理科、唱歌、手工が9。図画、体操が8。

正に神童

トンビが鷹を生むと言う表現がそのまま当てはまる感じでした。



当時は、路地裏の貧乏六軒長屋に住んでいる子が中学に通うのは、

常識的には考えられない時代。


しかし、少年オダサクは難なく、大阪府立高津中学校に合格


町内の話題をかっさらたそうです。



更にオダサクの天才ぶりはここに留まらず、

仕出し屋の息子が中学に次いで、

第三高等学校(のちの京都大学教養部)文科甲類

入学します。


ここまで来ると夢のまた夢。地元の期待の星。

入学式の日には児童総出で見送るとの申し出があったほどです。



しかし、丁度その頃から順調であった階段が崩れはじめます。


1934年、三高の卒業試験の最中に吐血』。

白浜温泉への転地療養を余儀なくされてしまいます。

結核を患っていたのです。



オダサクはこの頃、すでにヘビースモーカー

短編小説中毒には自身のニコチン中毒について記しています。



彼が煙草を吸い始めたのは高校生の頃

中学でも周囲はみなこぞって煙草を吸っていたのですが、

猫も杓子も吸っているのが気に食わず、

あえて吸わなかったそうです。


それが高校一年の終わりに煙草の匂いのする女に恋をして、

当時1箱10銭のキングと言う煙草を1日2箱買い、

ゲエゲエと吐き気をもよおしながら、吸う練習。


やめようと思ったそうですがその恋人と別れ、

次の女から貰った葉巻をきっかけに煙草熱が再燃。

彼女へ対するジェラシーから煙草の本数が次々と増え、

少なくとも1日40本。平均的に100本を煙にするようになったそうです。



オダサク自身の描写では、

『私は一本のマッチがあれば、つねに五本の煙草を吸うことが出来た。

 もう、こうなれば眼がさめた時がうまいとか、
 
 食事のあとがどうとかいうようなことを考えている余裕はない。
 
 (中略)

 私はつねに「食間喫煙」であった。食事中に箸を置いて、

 おもむろに煙草を吸うというのはまだ生易しい方で、

 カレーライスなどの場合、右手にスプーン、左手に煙草、
 
 右手と左手をかわるがわる口へ持って行った。

 食前、食間は勿論である。

 入浴する時は、まず新しい煙草に火をつけるほか、

 耳にも新しい煙草をはさんで置き、

 その二本を吸い終るまでは左手を濡らさなかった』



どうでしょう?


それでいて持病は結核

そりゃまあアンタ吐血もするわ。。。

と言った感想を持つのは私だけではないはずです。


しかし、オダサクはこの作品の中でも、

私が身を亡ぼせばその原因は煙草かも知れない

としっかり記しており、おそらく自覚はあったと思われます。



更に坂口安吾安吾巷談の中で、

織田作之助はヒロポン注射が得意で、

 酒席で、にわかに腕をまくりあげてヒロポンをうつ』


と記している通り、オダサクは当時最先端。

そして後に禁止になる覚せい剤ヒロポンも常習し

中毒であったようです。



もちろん、これらが病状を悪化させ、

体を蝕んだのは想像するに容易いですが、


オダサク自身は、

貧乏長屋からの三高合格

文学不毛の地での執筆活動

結核に関わらず、位置に120~180の喫煙。ヒロポン中毒


無頼よろしく、常識を覆すことに興奮を覚える性格だったのでしょう。



自ら煙草で身を滅ぼすと予兆しながらも、

その後も体を厭わず、たばこを吸いヒロポンを打ちながら執筆を続け、

最後には上京し草履を脱いだ宿で、激しく吐血しその命を落とします



個人的にですが、小説『中毒を読み込むに、

彼はひょっとしたら、自分の寿命はそうは長くないことを悟っていて、

敬愛する父が、『お人好しで借金まみれの人生を豪快な酒のみの死へ』

と置き換えようとしたことに習い、


オダサクは煙草やヒロポンで命を落とした型破りの男だった

と、後世の人々に揶揄されるように、

自分の最期を演出してみせたのかもしれない。。。

なんて思ったりもするわけです。



彼の真っすぐで温かく駆け抜けるような作風から感じ取るのは、

そういう人柄だったりします。




作家、藤沢恒夫氏も、

彼は若くして完成された文章力を持ちながら、

未完の作家である
と評しました。

確かに早逝であったゆえ彼の作品の多くは未完だそうです。

実は、今回引用した小説『中毒』もそうだったりします。



彼がニコチン・ヒロポン中毒でなかったら。。。

そんな事も考えますが、そうでなかったら

織田作之助その人ではなかったような気もするから難しい。


しかし当時だったから、ニコチンとヒロポンであっただけで、

現代ならそんな当たり前の物ではなく、

もっと別の物に型破りな傾倒をしたかもしれないなどとも考えます。



繊細である自分を隠すように豪快ぶる天才

私個人の中にオダサク像は、

ものすごく愛おしくアザトイ男です。


太宰治は彼の死に際し、

『彼のこのたびの急逝は、彼の哀しい最後の抗議の詩であった。
 
 織田君! 君は、よくやった。』


と言葉を送ったそうです。



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この記事へのコメント:
こんにちは~♪
やっぴさんの所でオダサクに出会うとは、なーんて言っても私が知ったのはアニメの「文豪ストレイドッグス」でなんですが。文豪全員集合で、作品名にちなんだ異能力を使うというマニアックなアニメです。^^

私は文豪って、名前は知ってるけどほとんど読んだことなくてね。まぁ、みんな自堕落な生活をして結核で死ぬか、とかですよね。その実生活の上に書かれた作品に、若き日の私の精神は耐えられなかったのかな。^^;

今はみんなが品行方正を求められますよね。そのくせ匿名になると急に羽目を外す。これでは豪快な人物も良い作品も生まれない気がします。まぁ、それが時代というモノなのかもしれないですね。^^)
2017/09/10(日) 10:06 | URL | もふもふ903 #-[ 編集]
やっぴえろさん、こんにちは。

煙草うんぬんより、メンタルを患った時点で、「太くても細くても、とにかく短く」と思ってます。
短く、と願った時点で、お酒・たばこともに量が増えましたね(現在禁酒7ヵ月)

織田さん、たばこの害を知っていながらやめられず、結核と相まって早世されたのですね。
もし彼が、ニコチン・ヒロポン中毒でなかったら、もっと有名な方になったのでしょう。その才能を十二分に発揮して。
↑私はこの方のことは知りませんでした
2017/09/11(月) 16:00 | URL | 祐希 #Ots9DzJY[ 編集]
文豪NE~
文豪って、何となくこの人あの人と思い浮かぶけど~
文豪と作家の定義が、難しいよNE~?
やっぱ、若くして無くなるのが条件の1つ?
三島由紀夫さんは、作家だと思ってたら~
文豪のカテゴリにいたりするジャン?
いて悪いわけでは無いけど、作家のイメージだったYO~
宮沢賢治さんは、文豪?作家?詩人?
私の好きな、夢野久作さんは文豪で良いけDO~
武者小路実篤さんや、横溝さんも良いけDO~
村上春樹さんは、作家カテゴリだよNE~?
1冊も読んだことが無いけDO~
亡くなった時に、文豪になるのかNA~?
いやぁ~、文豪って難しいNE~

文豪と言えば、永井豪だよNE~
映画になるマジンガーZ~
水木さんが主題歌歌うって事で、分ってる~♪
とか思ったけど、見た?予告編の動画?
期待してたのだけど、これじゃ無い感しかNE~
マジンガーの大事な所を置いて来てる~
最近の009系の、オレが作るとカッコいいだろモノ~
今の時代と全世界に向けてでしょうけど~
誰も喜ばない、勘違いマジンガーだった~
ちょっと前にリメイクした、真マジンガー衝撃!Z編を見習え~
3Dがダメとは言わないけど、昭和のマジンガーがカッコ悪いのなら~
リメイクするNA~と、毎回言ってるね私~
お金をかけて、オレのマジンガーを見せられてもNE~?


2017/09/11(月) 23:22 | URL | (V)o¥o(V)桜井浩子です♪ #-[ 編集]
こんにちは、もふもふさん!

『文豪ストレイドッグス』。
確かゲームもありませんでしったけ?
どこかで広告を見たような見なかったような^^
最近はアニメやゲームでマニアックな世界に傾倒する方多いですよね。

かく言う僕の戦国好きも、
『信長の野望』と言うゲームがきっかけでした。
そこから、歴史雑誌や歴史小説などを読みあさりました。

そうですね、匿名性って自由度は高いのですが、
責任感がなさ過ぎて弊害もありますよね。
それこそ発言への取捨は必要な気がします^^
2017/09/12(火) 16:22 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんにちは、祐希ちゃん!

オダサクは太宰治や坂口安吾と比べても
あまり有名ではないですよね。
作品の『夫婦善哉』の方が有名かもしれません。

禁酒いいですね。
僕ダイエットを兼ねて
毎日の晩酌を週一くらいに大きく減らしました。
煙草もいずれね^^
2017/09/12(火) 16:48 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんにちは、V)o¥o(V)桜井浩子です♪さん!

誰かと思ったら、フジ隊員か。
ウルトラマンってリアルタイムで見たわけではないので、
今一つ印象薄いんだよな~
紅一点だし隊のヒロイン的な役割だったのかな?
二瓶正也さんはイデ隊員ね。
カタカナ表記は近未来を意識したんだろうね。

文豪な。
感覚としては、作家の一つ上の称号だろうね。
達人と名人の違いみたいな感じだろうかな。
個人的には、三島由紀夫も村上春樹も死んでいなくても、
文豪って読み方で違和感ないですけどね。
それぞれなんだろうね。

『文豪と言えば、永井豪』
この繋ぎ、結構笑いました。
それは名前な、漫画家は文豪と言わないしな。
どれだけ優れていても。

最近『東京喰種』を見て来たけどなかなか面白かったから、
実写がダメというわけではないだとうけど、
そうだね、昭和の名作は完全にイメージが出来上がっているからね。
俺のマジンガーはツライだろな~^^
2017/09/12(火) 17:08 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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