ナポレオンとセレブタバコ

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☆管理人 やっぴえろ☆ 
2012/03/26(月)
現在、世界的に見ましても、たばこといえば紙巻たばこ』。

その名も転じて『シガレット』が主流となっていますが、


われわれ人類は、

南米の山中で、たばこという植物との運命の出会いを果たして以来、

その植物がほどこす淡い快楽に酔いしれるために、

実に様々な形の、たばこの楽しみ方を考案してきました。


その中でも、現在は廃れてしまいましたが、

主にフランスを中心に一時期、爆発的な流行を見せた、

同国の英雄も愛用したといわれる『セレブなタバコ』の使用法があります。


今回は、ある意味では、ブルジョワ層の格調高いおはなしでもあります。


 
*別名、通り名、異名………

英雄には、必ずと言っていいほど、実名とは違う呼び名が存在するようです。


そんな中、かつてコルシカの怪物―――

とも呼ばれた、有名なフランスの英雄といえば、

みなさんは、誰のことだかお分かりになるでしょうか?



彼こそは、フランスの片田舎の地方司令官という身分から、

フランス革命後の混乱にあえぐ、国内を1つにまとめ上げ、

その英知によって、ヨーロッパの大部分を圧倒的な軍事力をもって糾合。


そして、ついにはランペルール(皇帝)の座までのぼりつめた人物───


そうです、その名も『ナポレオン・ボナパルト』。


我が辞書には不可能の文字はない』と豪語した、

誰でも1度は耳にしたことがあるであろう、世界的にも不出世の大人物です。


彼の生誕の地、コルシカ島の名を取り『コルシカの怪物』。


また、同時代を生きたイギリス首相、ウィリアム・ピットは、

彼を『フランスにおける革命騒ぎの最後の宝くじを引き当てた男』と、

皮肉を交えて、そう評したとも言われているそうです。



そして実は彼、ナポレオンは、大の愛煙家だったそうです。


みなさん、ご存知でしたか?

私は、最近まで知りませんでした。


何故、彼には愛煙家の印象がないのでしょうか?


おそらく、ナポレオンといえば、彼自身の思想を反映してか、

後世に渡って数多くの肖像画が残されているわけですが、

その中に1つとして、たばこを手にしているものがないからだと思います。


つまり、このことが、今一つ『ナポレオン=たばこ』という印象に繋がらない、

理由となっているわけです。


しかし、これが何故か?

答えは呆気ないくらい簡単です。


当時のフランスのたばこと言えば、『スナッフ(SNUFF)』。

日本語でいうところの『嗅ぎたばこ』だったからです。


ん?『嗅ぎたばこ』???

一時、日本でも無煙たばこが話題になったことがありますが、

私たちの生活環境では、あまり馴染みがないシロモノですよね?


端的に説明しますと、この『スナッフ』、

以前、当ブログでも記事にしました、『スヌース(SNUS)』と同じ、

『嗅ぎたばこ』の一種ではあるのですが、

もちろん名前だけではなく、形状や使用方法が少し違います。


『スヌース』が、ウェットタイプのたばこの葉などを歯と歯茎の間にはさみ、

口腔内からニコチンを摂取するのに対して、


『スナッフ』は、ドライな粉状のものを、左右両方の鼻から吸い込み、

鼻腔内からニコチンを吸収する、まさに“嗅ぐ”たばことなるわけです。


いわば、『嗅ぎたばこ』の名に恥じない、読んで字のごとき使用法なのです。



そして、ナポレオン自身は、この『スナッフ』の愛好家だったわけで、


常に軍服のポケットなどに忍ばせたスナッフの粉末を、

行軍の最中に使用し、優雅な雰囲気で軍略を練っていたわけです。



さて、ここで不思議になりませんか?

なぜ優雅という表現なのでしょう?

それは、『スナッフ』の流行経路にワケがあります。


もともとフランスの宮廷に、たばこを伝えたのは、

ニコチンの語源ともなった『ジャン・ニコ』という人物であり、

当初は『薬として伝えた』とうことは、以前もお話したと思います。


ニコによってもたらされた、たばこはその後、まず最初に、

偏頭痛に悩んでいた、フランス王妃カトリーヌ・メディシスの手に渡り、

その症状を和らげたことから、『王妃の薬草』『メディチの草』と

持てはやされました。


そしてその時の使用方法が、粉状のものを鼻から吸い込む、

『スナッフ』だったと言われており、

ひょっとしたら、この効果や使用法が、周囲の人々に、

たばこは薬だ』という誤ったイメージをもたせたのかもしれません。


そしてこのことをきっかけに、

パイプや葉巻という、一般大衆に広がっていた喫煙形態とは異なり、

『スナッフ』は、貴族などの上流階級を中心に流行を見せます。


そしてこの渦中において、

貴族たちはこぞって、金や銀、象牙、磁器などで宝飾を施した、

たばこ入れ『スナッフ・ボックス』を持ち歩き、

その豪華絢爛さを、己のステータスとしていたそうで、

その細工はこの時代を象徴するような、

とても緻密で美しい仕上がりとなっており、

現在でも、アメリカのメトロポリタン博物館などの、

各国の博物館に貯蔵、展示されているそうです。



しかし、この優雅な、嗅ぎたばこの風習も長くは続きませんでした。


フランス革命により、貴族にかわって一般の市民が

政治の表舞台で台頭をはじめると、

その権力の移行に歩調を合わせるように、

たばこの世界においても、スナッフから、パイプによる喫煙へと、

主役の座の入れ替わりが、見えはじめます。



そして更に、その数年後になりますが、

ナポレオン率いるフランス軍が、その快進撃により、スペインを影響下に置くと、

ヨーロッパにおいては同国、独特の喫煙方法であった葉巻が、

各国へと広がりを見せ、『スナッフ』の繁栄図を、

大きく塗り替えるに至るわけです。


しかし、『スナッフ』衰退の一因を作った当のナポレオンは、

エジプト遠視の際に、1度、試みたパイプ喫煙でむせてしまった為、

その後も『スナッフ』を愛用し続けたと言われています。


しかし、私が思うに、ひょっとしたら彼は、

わが国の農民出身の天下人、豊臣秀吉が、権力を掌握するための根回しとして、

公家の作法や茶道を、進んで吸収したのと同じように、

政治的な意味も含めて、フランスの上流階級の嗜みとされた『スナッフ』を、

愛用していたのかもしれないと思うわけです。


『皇帝がパイプ喫煙では品がない』

いかにも、フランスの貴族達が考えそうなことだとは思いませんか?


そして、更にこれは余談ですが、

他のスナッフ愛用した著名人としては、プロシア国王フレデリック大王、

詩人のシラー、哲学者カントなどがいるそうです。


今は、あまり目にしなくなった『嗅ぎたばこ』。

本当に、当時にヨーロッパでは流行っていたんですね。


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tag : 歴史もの

この記事へのコメント:
やっぴえろさん、こんにちは!

かの有名なナポレオンが愛煙家だったとは・・・。知りませんでした。
もしかして、1日3時間睡眠(←だったような)もたばこによる脳内刺激によるものだったのでしょうか?
私の記憶が確かなら、フランス貴族は食べ物を手でつかんで食べていたが、イタリア貴族はフォーク等の食器を使用していた。それをみて、優雅さを取り入れた(←イタリアとフランスは逆かもしれませんん)という話も聞きますから、より優雅にきらびやかに見えるものを取り入れるのは貴族の一種の使命なのかもしれませんね。

間違ってるかもしれない長文失礼しました。
2012/03/27(火) 16:42 | URL | 夢みる廃人 #Ots9DzJY[ 編集]
こんばんは、夢ちゃん!

確かに、本文でも触れたけど、
『ナポレオン=タバコ』の印象は、
あまり一般的じゃないよね。

睡眠時間短縮に、タバコが一役かっていたか?
といえば、そうかもしれないね。

僕にも、『寝ちゃだめだー』って時に、
煙草を一服という経験があります…^^;
和製ナポレオン???^^
2012/03/27(火) 20:05 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
やっぴえろさん、こんばんは~

では、やっぴえろさんは和製ナポレオンってことで(笑)

ナポレオン=愛煙家、数分前のことも忘れてしまうことがありますが、覚えておきます。
2012/03/28(水) 21:25 | URL | 夢みる廃人 #Ots9DzJY[ 編集]
こんばんは、夢ちゃん!

ありがとう!
でも、僕の辞書には、『不可能』の文字が、
太字でしっかりと書いてあります^^
2012/03/28(水) 22:26 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
なんか嗅ぎタバコなら
すごい健康的に
思ってしまします
おかしいですね

薬と言われるとなおさらで
人間勝手なものですね
2012/03/28(水) 23:50 | URL | みゆぴよん #SFo5/nok[ 編集]
嗅ぎたばこって
イメージ的に たばこって感じがしませんね
それだけ シガレットが しっかり 定着してるってことなのですかね

ナポレオンって
愛煙家(?)だったのですね
2012/03/29(木) 00:23 | URL | kotone #-[ 編集]
こんばんは、みゆぴよんさん!

そうですね、
煙が出ない分、まわりへの害は軽減されるわけですしねぇ。

でも、しかし、今度は肺ではなく、
他の部分の健康被害が問題になりそうですけど、
当時はどうだったんでしょうかね^^

2012/03/29(木) 03:06 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
こんばんは、kotoneさん!

口から煙を吸って吐き出す。
おっしゃる通り、タバコはこのイメージですよね。

しかし、無煙タバコもしっかり、ニコチンは含むし、発がん物質も含有しているのは、変わりないみたいですよ。

確かに、僕もナポレオンで、愛煙家の『煙』の文字を使うのは迷いました^^
2012/03/29(木) 03:11 | URL | やっぴえろ #-[ 編集]
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